NOAH
Graphic T-Shirts “FREE THE CHILDREN”
元Supreme(シュプリーム)のクリエイティブディレクター
Brendon Babenzie(ブレンドン バベジン)が手掛けるブランド、
“NOAH(ノア)”。
Brendonは、
国境で発生している不法移民を取り締まる「ゼロ・トレランス政策(不寛容)」(zero tolerance policy)により、
メキシコ国境から米国に不法入国する移民親子が、
強制的に引き離されている状況に人権問題について趣を置き、
前面に「FREE THE CHILDREN」が印刷された白いTシャツを製作した。
現在のトランプ大統領上級顧問、
および大統領のスピーチライターのSTEPHEN MILLERに対してのアプローチとして、
右肩には、「STEPHEN MILLER FUCK OFF」とプリント。
バックプリントには、
「鎖や牢屋を壊して解き放つ」と言う意味合いを込めて、
力強く、メッセージ性の強いグラフィックを採用している。
ここまでのメッセージを伝えたい、
NOAHのBrendonはこう語る。
「ホワイトハウスは、非難を他の誰かに伝え続け、
これは全ての人種差別主義者の夢が実現した結果ではないかのように振る舞う。
そして、Tシャツの販売で得た収益はすべて、
親子の再会を求め、移民や難民に対して法的サービスを行うNPO(=RAICES)、
難民および移民移民教育センターに利益をもたらします。
RAICESは、拘束された移民の債券にお金をかけ、
Tシャツを購入しても、この人権の危機は終わらないが、
クールなロゴ以外にもFASHIONにはFASHIONがあるということを思い出させてくれる。
ロゴは誇大広告よりも大きなものを表すことが出来る。」
人権問題や環境問題に視点を置き、
様々な事を訴えてきたBrendon。
今回も、自身のブランドを通して、
世界に知ってもらう、
何か力になれる様に動き出すと言う彼の行動には感心させられるものがある。
長くなってしまいましたが、
そんな意味合いを込めたコチラのTシャツ。
ただ単にグラフィックも流石ながらセンス良く、カッコ良い。
チャリティーと言えど、
その角度からカッコ良いモノを作り出す思考がシブいなぁと。
シンプルにデニムにCONSやVANSを合わせて、
上からキレイめなシャツをサラッと羽織る感じも◎。
綺麗なシルエットのチノに合わせるのは勿論アリだと思いますし、カーゴやワークパンツ等々、
緩めなパンツバランスもシブいかなと。
チェックシャツや無地のシャツ、スウェットパーカーをゆるく羽織る感じもCOOLかと。
ただただ、ブランドの服を作るだけでなく、
視野を広げて、アプローチをするBrendonのクリエイション。
スポットでリリースされたアイテムなので、
今後あまり見つからないかと。
是非。