可愛いスカートに、
ボーイッシュなニュアンスをMIXする
バランスが可愛い。
本日は、こちらのアイテムをご紹介。
CARVEN
Double Pocket Virgin Wool Skirt
CARVEN(カルヴェン)の創設者マダム・カルヴェン。
小柄な自分に似合う服がなかったことからファッションデザイナーを目指し、
パリのシャンゼリゼ通りにファッションハウスを開いた。
‘マ・グリフ’と名付けられたワンピースが大ヒットし、
1964年にレジェンド・ヌール勲章を授与される。
1973年にエールフランスの制服やオリンピックのフランスチームのユニフォームデザインを担当する等、
数々の功績を残し、
1993年、マダム・カルヴェンが引退。
その後も、GIVENCHY(ジバンシィ)や
JIL SANDER(ジル サンダー)等に在籍していた様々な才能ある面々がディレクターを務め、
2017年、スイス出身の’Serge Ruffieux(セルジュ・ルフュー)’がカルヴェンのディレクターに就任。
彼はディオールで役10年活躍。
ラフ シモンズが退任した後一時デザインチームを率いており、
CARVENでは2018年リゾートコレクションよりデザインを手掛ける。
2018年、中国のアパレル企業「アイサイクル」がCARVENを買収した為、
CARVENの日本での展開は18年秋冬シーズンをもって一旦終了。
デザインや使用する素材感だったり、
CARVENらしさのあったアイテムたち。
こちらは、Double Pocket Virgin Wool Skirt(ダブルポケット ヴァージンウール スカート)。
CARVENのアイコンともなる
ミニマムなスカート。
フロントは、
不揃いなタックが立体的で
程よくふんわりとしたボリューム。
それに対し、バックシルエットはタックが無く、
スッと落ちるシルエット。
左右のサイドポケットに加え、
左だけもう一つポケットが付いた
ダブルポケットな所も好き。
フロントとバックのシルエットバランスが、
スカートに動きを持たせてくれる可愛いデザイン。
また、LINING(裏地)も付いているので肌触り良く、
表地には、まだ一度も毛を刈り取られたことのない子羊から初めて刈った羊毛で、
とても希少なVirgin Wool(ヴァージンウール)を使用。
繊維が細く柔らかで、
保温性に優れているのが特徴的。
NAVYにPURPLEをMIXしたような奥行きのある綺麗な色合いや、
穿くと分かるシルエットの良さに
クオリティーの高さを感じます。
大体、膝丈〜膝上丈位の長さになるので、
タートルニットにロングシャツやコートを羽織って、
丈感のバランスを楽しんだり、
ボリュームニットやダウンジャケットでトップスをたっぷりと合わせて、
足元はロングブーツやタイツにローファーを。
シンプルなトップスでも
スカートのデザインがスタイル全体を
グッと持ち上げてくれる。
そんな、魅力のあるアイテム。
是非おすすめです。