Gap × GQ × Steven alan
Reversed Seam Shirt
有望なメンズウェアデザイナーを発掘、支援することを目的に2007年にスタートした、
新進気鋭デザイナーを選出するアワード
「BNMDA(=ベスト・ニュー・メンズウェアデザイナー・イン・アメリカ)」。
The Coolest Designers On The Planet(地球上で最高にクールなデザイナー)を発掘するとし、
このプロジェクトの下、Gap(ギャップ)とUS版「GQ Magazine(ジーキュー マガジン)」がパートナーシップを組んで、
2012年から、このプロジェクトの受賞者が、Gapとコラボレーションする事が出来る取り組みを行なっている。
第1回は、「エンジニアド ガーメンツ」のデザイナー、
鈴木大器氏が受賞し、話題となった。
そのBNMDAが2016年に10周年を迎え、
過去に受賞したブランド達とGapとのコラボレーションアイテムをリリースした。
ブランドは、2007年と2011年に受賞した、Michael Bastian。
2012年受賞、SATURDAYS SURF NYC,
2014年受賞 JOHN ELLIOTT,
そして、2008年受賞者の「Staven Alan」。
と、豪華なブランドラインナップとなっております。
本日は、その中のSteven Alan、
Gap × GQ × Steven alan(ギャップ×ジーキュー×スティーブン アラン)より、Reversed Seam Shirt(リバースド シーム シャツ)のご紹介です。
当Blogでも度々ご紹介させて頂いておりますが…
steven alan(スティーブン アラン)のご説明を。
1994年にセレクトショップ「Steven Alan」をソーホー地区にオープンする。
元々、両親がジュエリーショップを経営していたのもあり、
そこでデザイン・スキル、バイイング、経営のノウハウを学ぶ。
1999年には、自身のセレクトショップ向けにオリジナル商品、
“Steven Alan”のデザインをスタート。
デビューコレクションで作ったシャツとパンツは、
現在でもブランドのシグ二チャー・アイテムとして人気がある。
自身のブランドへの拘りを持ち、
ディテール、素材、加工方法、フィット感など、きめ細かく研究し続ける。
日本のsteven alanは、本国とはまた別物で、
本国の現在は、New Yorkのショップ以外はCLOSEし、
その1店舗のみで展開している。
といったブランド。
コチラは、Steven Alanのアイコン的なデザインのシャツで、
襟、サイド、袖、胸ポケットのシームが全てReverse(逆)の縫製で作られ、
裏返して着た様な、粋なデザインになっております。
でも、よくよく見ると逆。と言う感じで、
自然な雰囲気でさり気なく着れるのが大人っぽく、
遊びも入ったSteven Alanのセンスがカッコ良いなと思います。
シルエットはすっきりとしており、
グレーの落ち着いた色味とマッチして、大人なシャツなので、
そのまま細身のブラックデニムやスラックスで合わせるのもアリですし、
Dickies(ディッキーズ)や太めのコットンパンツに、
シューズは、CONSやadidasにボトムスをダボっと合わせて
無地Tシャツの上から羽織るスタイルも◎。
クラシック過ぎず、都会的な印象で、
色味とシルエットがsteven alanらしい雰囲気なので、
ストリートに落とし込んだり、トラッドに合わせたりと、
幅広く楽しめる感じが、個人的には好きな感じです。
Tシャツ1枚じゃちょっとな〜と思うこの時期に、
奇を衒わず良い意味でテキトーな感じで
サラっと羽織るのもCOOL〜。
Gap×GQ×steven alanのトリプルネーム。
是非この機会に。