女性が穿く、ワークパンツ。
着崩したり、
“WORK”でハメたり。
ジャンルレスで合わせる面白み。
本日は、こちらのアイテムをご紹介。
Maison Martin Margiela ⑥
Work Pants “WIDE LEG”
Martin Margielaは、
ベルギー出身のデザイナー。
88年パリで自身のレーベル
「Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)」を設立。
数々のコレクションでも世界的に有名なブランド。
2015年より、
John Galliano(ジョン・ガリアーノ)がクリエイティブディレクター就任を経て、
“Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)にブランド名を変更。
生地に古着を使用する、古着の活用や、
新しい服のVintage加工など、独自の視点からの服作りを行う。
マルジェラのスタイルは、
90年代に流行するグランジファッションの先駆け的なスタイルを作った。
Martin Margielaのアイテムは、
1着の”服”や”靴”として見た時に、
デザインや質感、色味など、他に無いアプローチが面白く、
手に取っては欲しくなってしまう。
そんな魅力がある。
個人的にも好きなブランド。
こちらは、Work Pants “WIDE LEG”(ワークパンツ オーバーダイ “ワイド レッグ”) 。
“Martin Margiela ⑥”は、
今の”MM6(エムエム6)”になる前のライン。
シルエットが”WIDE LEG”で幅が広めで、
EURO(ユーロ)のワークパンツを
サンプリングしてデザインされたパンツ。
色味も、本来の色味を目指す為、
元々白地だった生地をOver Dye(=後染め)。
擦れて色味が薄れている部分等、
濃淡さに奥行きが出る。
サイドの縫製に拘り、
穿いていくうちに、アタリが出て来たりなど、
変化を楽しめるのも嬉しい。
また、フロントのスナップボタンが少しずれているのも、
おそらくハンドで付けられた、
職人の手作業のズレがまた良い雰囲気。
あえて、きちんと綺麗に揃えて作らず、
アジを出し、1着を作る
モノへの愛情とプロ意識が垣間見えて、
心を擽られる。
そんな面白みがある
Martin Margiela。
シンプルなニットやレザーシューズに合わせても、
決めすぎず、少しハズして合わせても可愛い。
きれい目なウールのロングコートに、
オーバーシャツと足元はCONVERSEで合わせるバランスも、
女性らしいワークパンツのハズし方。
ずっと愛用しても、
年々表情を変え、楽しませてくれる
Work Pants。
MEN、WOMEN限らず、
是非おすすめです。