Maison Martin Margiela ⑩
Number Tape Effect T-Shirts
Martin Margiela(マルティン マルジェラ)は、
数々のコレクションでも世界的に有名なブランド。
Martin Margielaの特徴として、カレンダータグが付いている。
Martin Margielaは自身のブランドに付けるタグをあえて外しやすく、
四つ端を仮縫いとして止めており、何故この仕上げにしたのか。
それは、「服にはブランド力ではなく服自体の価値を感じて欲しい」
というデザイナーの意志があり、もはや取れた方が本望。
ブランドネームだけに惹かれて服を買うのではなく、
本当にデザインや質など服の本質的な部分に魅力を感じて買った方が、
よりその1着を大切にし、服を楽しめる。
そんなMartin Margielaのスタイルって、ただ単純にカッコ良いと思います。
現在は、ジョンガリアーノが、
クリエイティブ ディレクターとしてMaison Margiela(メゾン マルジェラ)
として展開しているが、
Martin Margielaがデザイナーとして活動していた時期のアイテムのファンが堪えないのも、
やはりきちんと作り上げ、
新しく斬新で記憶に残る発信をしてきたからだと思う。
本日は、そんなMaison Martin Margiela ⑩(メゾン マルタン マルジェラ 10)より
Number Tape Effect T-Shirts(ナンバー テープ エフェクト Tシャツ)のご紹介。
Martin Margielaの象徴とも言われる、カレンダータグ。
数字が並んだ、アイテムに付随タグの事ですが、
それぞれの数字はラインを意味しており、
マルが数字につけられ、
そのマルで囲われた数字がその服のラインと言った表現方法を使っております。
例えば、「14」は、 男性のためのワードローブ。
「22」は、女性と男性のための靴のコレクション。
コチラの「10」は、男性のためのコレクション。
と言う意味合いになっている。
そんなMartin Margielaの象徴とも言われる数字、
カレンダータグをブラウンのテープであえて上から貼り付け、
数字を見えない様にしたコチラのグラフィックが、
大胆で、面白みのあるデザインです。
シルエットはベーシックで生地感も軽く、
サラッとしたCOTTON素材が気持ちの良い1着。
バックには特徴的なタグ縫いのステッチ。
文章始めの方にも書かせて頂きましたが、
あくまで仮縫い。
コレだけでどこの誰かが分かる。
な所も憧れというか本当カッコいいっす。。。
そして、こちら、Made in ITALY製。
“ここのえ”タグが付随しており、
この時期のアイテムは今のMaison Margielaになる前のモノで
現行品ではない少し古いアイテムになります。
グラフィックにインパクトがございますが、
あまり色々計算せずに、
シンプルなワークパンツや軍パン等、カーゴパンツで合わせたり、
色のフェード(色落ち)したブラックデニムと合わせてもGood◎
敢えて、スイムショーツでラフに合わせるのも良いかな〜と。
デザイナーが変わってもブランドが存続し、
過去のアーカイブも今も尚色褪せる事のない
NEXT VINTAGEとして価値があると言われている、
“Martin Margiela”。
アイテムのアプローチもやはり前衛的で、
クオリティも高く認められるブランド。
是非。