RRL
Military Officer’s Field Chino
当店では何度かご紹介させて頂いているブランドで、
ご説明不要かとは思いますが一応…
RRL(ダブル アール エル)とは…
始まりは、Ralph Lauren(ラルフ ローレン)がヨーロッパに行った時、
Levi’s(リーバイス)のVintage(ヴィンテージ)モノを買おうとしたら、
すでに日本人バイヤーによって、
ほとんどが買い占められていた事を残念に思った彼は
それならば「自分自身でVINTAGE STYLEを作ろう」とRRLをスタートさせたのが始まり。
RRLもPolo by RalphLaurenと同様、
年代の古いモノが存在し、マニアの中でもやはり人気。
90年代HIP HOPミュージックが流行り、
当時、オーバーサイズを着こなしていたB-BOY。
RRLも当初はオーバーサイズでルーズなシルエットのモノが多かったので、
B-BOY達にも人気のブランドとなり、売れていった。
それが、Vintageを愛するRalph Laurenにとって、
目指すブランドビジョンと離れていってしまった為、98年に1度、RRLを終了。
本当に好きなモノを作るという、
Ralph Laurenの意思を曲げず2000年に再スタートした。
現代は流行に流されるブランドデザインが多い中、
現在もRalph Laurenのその意思があるからこそ、
ブレずに、RRLは続いているという、芯のあるブランドのカッコ良さ。
Vintageが好きなRalph Laurenの拘りを感じさせられるブランドです。
僕も昔から凄く好きなブランド。
今回ご紹介のコチラ、
上記に記すようにVintageからインスパイアーされたディテール、
“Military Officer’s Field Chino”
(ミリタリー オフィサーズ フィールド チノ)のご紹介。
1940年代の英国軍の制服にインスパイアされ、
作られたプロダクトはVintage好きな方も納得のディテールを多く採用した上で、
現代的にアップデートさせたアイテム。
しっかりとした厚手のCotton 100%を使用し、
本格的なウォッシュ加工により、
Vintage Militaryの色味のフェード(色落ち)感を再現。
フロントはボタンフライ、
コインポケットに、バックはフラップポケット。
両脇の仕様は、OPEN SEAM(オープンシーム)と呼ばれる、
脇割り縫製での仕上げとなっている。
ミディアムな股上が穿きやすく、
テーパードが効いた綺麗で少し細身な現代的なシルエットなので、
Vintageのディティールで、
シルエットが今っぽくもあり、そのバランスが合わせやすい。
RRLのパンツは僕も多数所有し、穿いておりますが、
トップス、アウター、シューズを選ばす、
オールマイティーに取り入れれる万能さを感じていて、
縫製や生地等の作りも間違いなく、
気を使わず穿いてて気持ちの良い、
1本持っておきたいパンツかなと。
股下のリペアやオイル跡など、
リアルな風合いが加工には出ないカッコ良さがあり、
穿く回数を重ねる毎に、
アタリ、フェード感、破れてもタタいて直す。
デニムの様に長年穿いて経年変化も楽しめるチノ。
ミリタリーシャツを合わせて、
フーディーとレイヤードするのもアリ◎
今の時期だと、ロングスリーブのカットソーに、
足元はVANSやCONSなど大人なストリートなスタイルもCOOLかと。
流行り廃りの無い、
ベーシックなパンツ。
こう言うのは、
持っておきたいなと思う1本。
是非。